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2003年04月23日

「お母さんは大学院生」だった

 アレは忘れもしない、2001年2月9日。いつもより早く学校から帰れた私は、夜道をとぼとぼ一人歩きながらふと考えた。「そういや最近生理来てないなぁ。」いつも順調に来てた生理がそういえば来ていない。ここ数日忙しくて徹夜続きだったため、体が疲れてるんだろう。そう思って一人納得した。が、ちょっと考えた後、家の帰り道にあるぼろい薬局で妊娠検査薬を一つ買って帰った。家に帰って晩御飯のお弁当を食べた後、テレビを見ながら妊娠検査薬を使ってみた。まさかね〜、なんて余裕かましてごろごろしながら待つこと1分。結果は陽性。…あれ、私、妊娠してるの?

 本当に冗談半分で試した結果、妊娠が判明。当時の私は大学院の1年。博士過程進学も意識しており、当分親のスネをかじる予定の貧乏学生。一応就職活動中だったが、不況&三流大学の女子学生ということでかなりの苦戦中。得れそうで得れない内定にイライラ&就職活動のせいでなかなか進まない実験にイライラしていた頃。そして当時の彼氏(今の旦那)とは大学の2年の時からの付き合いで、学部卒業とともに遠距離恋愛になっていた。彼は1年就職浪人をした結果、なんとか職を得、4月からは公務員になる予定だった。そんな中の私の妊娠。一体どうすりゃいいの?

 ここでは私が学生中にお母さんになったことについて、覚えている限りのことを載せたいと思っています。頑張った1年半の記念と言うのもなんですが、大切な自分の軌跡ということで残しておきたいと思い、ここに書くことにしました。また、私と同じように学生中に妊娠したけど、子供を産んで大学も卒業したい!そう思う方に少しでも情報や現実、そして希望を届けたい、そういう想いもこもっています。

 この記録はあくまでも「私」の場合に適応したのであって、全ての人に適応するものではありません。10人10色、その人のライフスタイルに合った方法は、きっとどこかにあるはずです。授かった子供の人生はもちろん、自分や自分のパートナーとなる人の人生も1度しかありません。どれもとても大切なものです。焦らずゆっくり、そしてしっかり考えていってもらいたいです。

投稿者 yuriko : 2003年04月23日 22:58

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コメント

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投稿者 HsvsRsvsesv : 2010年03月15日 05:32

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投稿者 HsvsRsvsesv : 2010年04月03日 21:48

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