2006年05月02日
ごめんね…
土曜日に買ったばっかりだったモーレンカンプさん（と、呼んでました）。
今朝見ると動かなくなってました。。（涙）。
昨日の夕方は元気いっぱいに動き回って、たくさん虫ゼリーを食べて楽しそうにしてたから、かーるはとても喜んでたんだけど。
夜中、なんだか静かだなぁ〜…って嫌な予感はしてた。
天然ものの外来種だから環境が変わってすごいストレスだったんだよね。
今の季節じゃ日本はまだ寒いから、年中暖かい湿った森で住んでた虫さんは、こうなってしまうことは目に見えてたのに。
何で日本のカブトムシやクワガタがいないんだろう？って思ってたんだけど、そうなんだよ。
まだ季節じゃないんだよ。
馬鹿だなぁ、私も。
ちょっと考えたらわかることなのに。
かーる、あんなに喜んでたのに、可愛そうなことしちゃったなぁ。。
絶対泣くだろうな。
モーレンカンプさん、本当に短い間だったけど、かーるを喜ばしてくれてありがとう。
たった数日だったけど、毎日かっこいい角や、ツヤのいい体を見たり、毎日虫ゼリーを交換して、霧吹きでお水をあげたり、お世話するのは楽しかったよ。
生まれた国でずっといたかっただろうに、こんな遠い寒い知らない国で可哀想なことになっちゃってごめんね。
きっと今度はあーちゃんが大事に飼ってくれるよ（いじめられちゃうかも？）。
かーるが保育園から帰って来たら、モーレンカンプさんが大好きだった虫ゼリーと一緒に、どんぐりの木が生い茂った公園に埋めてあげよう。
生まれた国の森に少しは似てるかな？
かーるにも可哀想なことしちゃったなぁ。
どんな形でもまだまだ「死」には敏感なのに。
だけど、だけど、辛いけど、かわいそうだけど、小さなかーるに教えてあげたい。
「死」っていうのはとても辛くて悲しくて寂しいけれど、どこにでもありふれてるんだよって。
人も虫も同じで、決して特別なものじゃないんだってことを。
いなくなってしまった人や虫さんのこと、ずっと覚えていてあげようね。
そしてまたいつか、かーるが妹や弟がやってくるのを待つように、かーるのカブトムシがやって来るのを待っていようね。
投稿者 yuriko : 2006年05月02日 15:03
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