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2004年07月22日
祈り
昨日の夜は実家の母に夜の付き添いを代わってもらい、久しぶりに実家に戻りかーると一緒遊んで一緒に寝る予定だった。だけど夜中、あーちゃんがどんなにしても哺乳瓶からミルクや冷凍母乳を飲まず、看護婦さんもお手上げで、怒って暴れてると電話が…。
あーちゃんは哺乳瓶の乳首が大嫌いで、中身がなんであろうと断固拒否。哺乳瓶で飲むくらいなら餓死するぜ〜っていう感じでした。だけど連続の嘔吐に手術前後の絶食&飲食制限でさすがのあーちゃんも背に腹は変えられなかったみたいで不本意ながらも哺乳瓶から母乳やミルクを飲みだしたんだけど、個室に移って直接授乳が可能になるとまた前の乳首大嫌いに逆戻り。
昨日私が病室から去るとすぐに泣きだし、しばらく泣くと寝てしまい、夜中まで起きなかったらしい。で、夜中までお母さん(乳?)を待ってたのに来ないとはなにごとぞ!と大暴れ。無理矢理ミルクを30飲ませたらしいけど、私が駆けつけると笑いながらぴったし30吐き出し、嬉しそうに乳を飲んだ。そこまで嫌がらなくてもいいのに…。仕方なしに付き添いを交代。交代したらあーちゃんはさっさと寝てしまい、起きたのは朝の8時…。赤ちゃんの癖して強情な……。でもこれってかーるとそっくり。かーるが赤ちゃんの時、夜中の実験の為母にかーるを頼んで大学に行ってたんだけど、かーるは私が帰って来るまで起きて待ってた。私が帰ってくるのを自分の目で確かめるまではずっと待ってた。赤ちゃんの癖して自分がこうだと思ったらテコでも動かない性格、兄妹そっくりだ。
口に出せないけど、あーちゃんは手術が辛かった。説明もなしに薬で眠らされるのが怖かった。ICUで一人眠るのが辛かった。お腹が空いたのにおっぱいが無いのが辛かった。心細くて泣いていたのにだっこしてもらえなくて悲しかった。辛い気持ちを必死で我慢し、やっとお母さんに会えた、抱いてもらえた、おっぱいを飲めた。もう二度と離すものか!と堅く心に誓ったんだろう。何といういじらしさ。堪らない。あーちゃんの心の支えになれるんだったらいくらでも一緒にいてあげたい。
だけど、実家ではかーるが待っている。あーちゃんの入院以来、ほとんど会えなくなってしまい、夜は数えるほどしか一緒に寝ていない。かーるはまだ2歳。まだまだ母親が必要な時期なのに仕方がないとはいえ離れて過ごさなければならないなんて。かーるには赤ちゃんの頃から寂しい思いをさせてきた。大学に通っていた頃は保育園と母に、修了してやっと家族一緒に暮らせるようになっても仕事とあーちゃん妊娠でまた保育園に。あーちゃんが産まれた後は、お母さんと一緒にいたい気持ちを抑えてあーちゃんに優しくしてくれ、赤ちゃん返りもせずにお兄ちゃんになった。保育園を辞め、やっとお母さんと一緒にいられる!と喜んだのも束の間。こんなことになってしまい…。いくら両親が大切に面倒をみてくれているとはいえ、かーるも堪らないだろう。付き添いを交代してもらい、かーるに会いに行くと、それはそれは嬉しそうに飛びついてくる。「お母さん会いたかったよ〜」って言われたら涙が溢れてくる。かーるもあーちゃんも大切な大切な子供で、天秤にかけることなんてできないのに、あーちゃんのそばにいてやらざるを得ない、かーると一緒にいてやることが
できないというのがたまらなく辛い。かーるを抱きしめて手を握ってやることができず、あーちゃんの寝顔を見ながらかーるのことを想ってやることしかできないのが、母親なのにこんなことしかできないことが、もどかしくて、辛くて、情けなくて…。どうか神様、あーちゃんを元気にしてあげて下さい。家族一緒に暮らせるようにして下さい。そして、かーるの心が荒みませんように、かーるの心を明るく照らしてやって下さい。
投稿者 yuriko : 2004年07月22日 15:30
コメント
投稿者 online casino : 2007年01月30日 17:27
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