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2005年03月03日

完全復活間近…

あーちゃん、順調に回復していってるようで、なかなかそうでもなかったりして。副作用もかなり落ち着いてきたし、感染症とかのトラブルもないんだけど、幹細胞移植をした後たま〜に起こるというengrafment症候群というものに悩まされてます。移植した大量の幹細胞をG-CSFというサイトカインを使って一気に白血球に分化させた時、肺で白血球が詰まって炎症を起こしてるらしい。特にあーちゃん、標準よりかなり多くの幹細胞が採れていたみたいで(定量はしてない)、そのおかげで移植後7日目にして白血球が増えだし、8日目にこの症候群の症状が出始めたんですぐにサイトカインを中止したんだけど、その余力で10日目の今日には白血球完全復活してしまった。なんで今日から無菌解除。普通なら有り得ない話。凄すぎです。が、凄すぎるのにも程がある。先生も、「これだけ多くの幹細胞を移植してしまったのなら症候群になるのは当然だねー(苦笑)」なんて、笑ってるし。幹細胞が少なくてなかなか増えないのも困るけど、幹細胞がたくさんあり過ぎるのも困りものみたいです。
この症候群にはよく効く薬があるらしいんだけど、それがまた白血球を減らす作用があって、せっかく増えたものが減ってしまう。先生もなるべくなら使いたくなかったらしいけど、使わざるをえなくなったので、ついに使用。うむーせっかく心配事が一つ消えたと思ってたのに、白血球減ったらまた心配事が…。なかなか一筋縄ではいきません。

それにしても肺に白血球が詰まるって…想像できない世界です。そんなのどうやって見つけたんだろうね?

投稿者 yuriko : 2005年03月03日 23:56

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